こんにちは!たこさんです。
今回は私がJava Silverに合格するまでの体験談をご紹介します。
この記事を読むことで、
「Java Silverはどのような資格なのか」
「どんな人が取るべき資格なのか」
「どんな対策をすればいいのか」
といった疑問を解消できます。
プログラミング未経験の状態から勉強を開始したので、これから勉強しようとしている方や勉強しようか検討している方はぜひ参考にしてください。
はじめに
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まず、Java Silverはどのような資格なのかについて簡単にご説明していきます。
Java Silverとはどんな資格か
Java Silverとは、Javaアプリケーション開発に必要とされるプログラミング知識を持っていることを証明する資格です。
上級者の指導の下で開発作業を行う開発初心者向けの資格とされています。
主催しているのはOracleというデータベースなどのソフトウェアを開発している企業であり、ベンダー系資格の一種です。
同じくOracleが主催しているJavaの資格としては、下位資格であり入門的な立ち位置のJava Bronze、上位資格であり中級・上級開発者向けのJava Goldがあります。
試験方式は試験会場のPCから解答するCBT方式であり、自身で受験日や試験会場を選択して受験できます。
Java Silverを取得するメリット
Java Silverを取得する主なメリットとして、下記のような点が挙げられます。
- Javaの基礎的な知識が身につく
- プログラマーとしての評価が高くなる
- 昇給や報奨金の獲得につながる
Java Silverは世界で共通の技術を認定する資格です。
そのため、外資系のIT企業を含めてどこに行っても評価される資格といえます。
基本情報技術者などの情報処理資格は国内での評価は高いですが、外資系などの企業ではあまり評価されない傾向があります。
転職やスキルアップを目指している方はJava Silverのようなどこでも通用する資格を積極的に学習するのが有効です。
合格までの道のり
まずは筆者がJava Silverに合格するまでの道のりについてお話しします。
前提として、学習開始前はプログラミングはほとんど未経験でした。
2023年4月からSIerに就職し、研修でJavaに触れ始めた程度です。
2023年4月 Java Silver 学習開始
2023年6月 合格
学習期間は2か月半ほどであり、Java Silver自体の勉強時間は150時間ほどです。
研修などでJavaに触れていた時間を含めるとさらにもう100時間程度になります。
ネット上で調べた限り、初学者は100~200時間の勉強時間が必要とされています。
学習時間は長めですが、試験結果は正答率84%(合格ライン63%)とかなり余裕をもって合格できました。
試験対策は「黒本」
筆者が行った試験対策ですが、ほとんどは黒本の問題を解くだけです。
黒本自体は問題集なのですが、解説がかなり充実しており、この一冊だけでも合格に必要な知識を十分身に付けることができます。
また、問題自体も本番で出題されるのとほとんど同じ形式ですので、丸暗記になってしまってもある程度は本番に通用します。
エクリプスも使用
基本情報技術者試験の科目Bでも同様ですが、実際にプログラムを動かしてみるのが最もイメージをつかみやすいです。
特に変数を追いかけるような問題には有効です。
筆者の場合、char型に数字を入れたときに文字として認識されることに納得がいかず、エクリプスでプログラムを書いて確認していました。
ただ、プログラムを組んでみるには少し時間がかかってしまいます。
やってみると楽しいですが、試験対策としてはあまりおすすめしません。
受験した感想
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ここからは筆者が受験した際に感じたことについてお話ししていきます。
黒本のまとめ問題が有効
実際に出題される問題ですが、黒本のまとめ問題とほとんど同じ問題が出題されます。
なので、まとめ問題での対策が非常に有効です。
最悪、難しくて理解できない部分は暗記してしまうのも一つの手段です。
また、時間配分の練習にもなります。
時間にはかなりの余裕がある
Java Silverの試験時間は180分とかなりの長時間です。
ただ、問題自体は120分もあればじっくりと解くことができます。
途中退出も可能なので、どうしても時間が余ってしまった場合は中断することもできます。
筆者の場合はしっかりと見直しをしたうえで、30分ほど時間を残して途中退出しました。
ただ、本番前には時間を計りながら黒本のまとめ問題などを解いておき、感覚を掴んでおくことをおすすめします。
受験時の注意点と当日の流れ
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ここからは受験する際の注意点や試験当日の流れについてお話ししていきます。
登録した自身の情報が正しいか確認する
Java Silverは申し込みする際にOracleのアカウント登録を行う必要があります。
登録した情報が間違っている場合、試験を受験できない可能性があります。
実際に、筆者の会社の同期が情報を間違えて登録しており(氏名がファーストネーム・ファーストネームになっていた)、当日になって受験できなかったということがありました。
サイトが英語表記になっていることもあり、登録する際に混乱してしまう可能性があります。
そのため、受験前に氏名や住所が正しく登録されているか必ず確認しましょう。
また、当日は身分証明書などの必要な持ち物もあるので、事前に公式サイトで確認しておきましょう。
試験会場での流れ
試験会場では受付を行い、荷物を預けてから受験します。
手荷物の持ち込みはできません。
試験時間よりも早めに到着してしまった場合でも、会場が空いていればすぐに試験を開始できます。
問題の解答は会場のPCから行います。
メモや筆記用具は受付でもらうことができます。
解答が完了したら、終了時間前でも退出が可能です。
試験が終了すると、試験結果が画面に表示され、受付で結果のレポートを受け取ります。
結果レポートがpdfとして必要な場合は受験申込に使用したサイトからダウンロードできます。
最後に
Java Silverがどのような資格で、どのように対策すれば良いのかイメージが持てましたか?
Javaは様々な場面で使用されていおり、非常に需要が多いスキルです。
積極的に知識を習得してスキルアップ・キャリアアップを目指していきましょう!
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