【合格体験記】Java Goldにエンジニア2年目で一発合格した体験談をご紹介!

ベンダー資格

こんにちは!たこさんです。
今回はJava Goldに合格した際の体験談をご紹介します。

これからJava Goldを学習しようとしている方学習しようか考えている方は是非参考にしてみてください。

筆者のJava経験

はじめに筆者のJavaに関する経験についてお話ししていきます。

2023年4月にエンジニアとして働き始めましたが、この段階ではプログラミングはほとんど未経験です。
新人研修はJavaを中心とした内容であり、研修中にJava Silverも取得しています。

現場配属後はJavaを使用した案件にもアサインされており、Java Gold合格時点で5か月強の経験がありました。

試験対策について

ここからは、実際に筆者が行った試験対策の方法と勉強時間についてお話しします。

使用した問題集

筆者が対策として行っていた学習は黒本での学習のみです。

黒本はJava Silverを受験した際にも活用していた書籍と同じシリーズですが、Java Gold対策にも非常に有効です。

黒本自体は問題集なのですが、解説がかなり充実しており、この一冊だけでも合格に必要な知識を十分身に付けることができます
また、問題自体も本番で出題されるのとほとんど同じ形式ですので、丸暗記になってしまってもある程度は本番に通用します。

勉強期間と勉強時間

勉強開始から合格までの勉強期間は約6か月、勉強時間は合計約130時間でした。

筆者は分野ごとの出題数などは考えず、まんべんなく学習していました。
そのため、出題が多い分野に絞って学習していればもう少し勉強時間を短縮することもできたと感じています。

カテゴリごとの重要度

ここからは、試験本番を経験したうえで黒本の章ごとの出題数をまとめてご紹介します。
出題数を(少ない・普通・多い・特に多い)の4段階でまとめると、以下の通りです。

  1. クラスとインタフェース(多い)
  2. 関数型インタフェースとラムダ式(特に多い
  3. 並列処理(普通)
  4. ストリームAPI(特に多い
  5. 入出力(多い)
  6. JDBCによるデータベース連携(普通)
  7. 汎用とコレクション(普通)
  8. アノテーション(少ない)
  9. 例外とアサーション(普通)
  10. ローカライズ(少ない)
  11. モジュール・システム(少ない)
  12. Java SEアプリケーションにおけるセキュアコーディング(普通)

上記の通り、2章の関数型インタフェースとラムダ式、4章のストリームAPIから多くの問題が出題されます。
試験対策をする際は特にこれらの章に力を入れて対策すべきでしょう。

試験本番の所感

ここからは、実際に受験してみて感じたことについてお話ししていきます。

序盤の問題は黒本で見かけないような問題

初めに感じたことは、序盤は黒本で見かけないような問題が多いということです。
こちらはJava Silverを受験した際にも同じように感じていたことでした。

序盤の問題は黒本を解いているだけでは見覚えがないような問題が出題され、後半に進むにつれて見覚えがある問題が増えていくように感じました。
本番当日、筆者はJava Silverの際の経験を覚えていたため、序盤の問題は飛ばして後半の問題から解くようにしました。

序盤から難しい問題を解いていると集中力を使い果たしてしまったり、自信を失ってしまう可能性があるので、後半の問題を先に解いてしまうことをおすすめします。

試験時間には余裕がある

Java Goldの試験時間は180分ありますが、こちらの時間はかなり余裕がある設定です。
筆者の場合は見直しなども含めて120分程度で完了し、途中退出しました。

筆者は比較的文章などを読むのが遅い方なので、多くの方にとっても同じように時間は余裕があると感じるはずです。

分野ごとの出題数が想定以上に偏っていた

3点目は分野ごとの出題数の偏りが想定以上だったことです。

先ほどお話ししたとおり、筆者は全体的な分野をまんべんなく学習していました。
ですが、試験本番ではラムダ式、ストリームAPIといった問題が多数を占めており、アノテーションなどの問題は出題されていたかも覚えていないレベルでした。

なので、試験対策をする際は事前に分野ごとの出題数を調べたうえで、それに応じた勉強時間の配分を考えておくことをおすすめします

最後に

Java Goldは難易度の高い資格ですが、その分実務で直接生かせるような知識を身に付けることができます。
筆者自身、Java Silverを取得した際はあまり実務に活きているような感覚はなかったのですが、Java Goldで学習した内容は実務でも頻繁に見かけていると感じています。

とはいえ、Java Goldを取得するためにはJava Silverからの受験が必須であり、受験料はいずれも3万7千円と非常に高額です。
会社の補助を受けられるかなどを調べたうえで挑戦するか積極的に検討しましょう!

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