【就活解禁直前!】未経験、資格なしでIT業界志望は厳しい?筆者の実体験をご紹介!

FE 解説

3月の就活解禁も目前になりましたが、こんな不安を抱いている方もまだいるかと思います。

「IT業界志望だけど経験も資格も何もない…」
「資格はいらないって聞くけど本当なの?」

今回はそんな不安を解消すべく、IT未経験・資格なしSIerに就職した筆者の経験をもとに
IT就活における資格の捉えられ方についてご説明していきます。

就活に資格は必要なのか

最初に結論から話しますと、一般的に言われている通り
就活に資格は必要ありません

筆者自身の就活時に持っていた資格は
「自動車運転免許」、「環境社会検定」
の2つのみでした。
IT業界に就職するうえでは全く役に立ちません。

また、プログラミングの経験についても就活解禁後になってから「Progate」でちょろっと触れた程度です。
つまり、資格プログラミング経験がなくてもIT業界に就職することは可能なのです。

資格の捉えられ方

先ほど資格は不要である!と申し上げましたが、全く考慮されていないわけではありません

資格を持っているだけでは有利に働くことはほとんどありません。
ですが、情報処理試験の資格を保有していたり、取得に向けて学習を行っていると、
これからご説明していくような部分ついては評価してもらえる可能性があります。

IT業界について理解できている

企業側はIT業界への志望度を測る、入社後のミスマッチを防ぐといった目的で就活生の業界への理解度を知りたがっています。

情報処理試験の資格を勉強していると、下記のようなIT業界に関する幅広い知識を得ることができます。

・IT業界の社会的な役割
・IT企業にはどのような業種があるのか
・どのような職種があるのか

こういった部分を把握したうえでIT業界を志望しているというのは企業からすると、

「IT業界(自社)への志望度が高そう」
「業界の理解度が高く、ミスマッチを起こしづらそう」

といった好感を持ってもらえます。

自己学習ができる

これは入社後に痛感することなのですが、ITは自己学習が非常に重要な業界といえます。

資格を取得しているということは、大学などでの勉強以外でも学習する意欲があることを示せます。
また、基本的に資格は自分自身で学習するか決めるものですので、客観的に自主性があると捉えられます。

自主性は資格を持っているかどうかよりも重視されることが多い項目なので、
資格を取得済み、または学習中の方はこの点を頭に入れたうえでアピールしていきましょう。

資格なしの未経験が注意すべき点

たこさん
たこさん

資格やITの経験は必須ではないのですが、これからお話しする点には注意が必要です。

「完全」に未経験はNG

筆者は就活を本格的に始めた当初、理解が全く足りていない状態でIT業界を志望していました。

具体的には、
・業界の理解度は説明会で聞いた話とITパスポートの序盤くらいしか理解していない
・プログラミングは大学1年生のときに1度、HTMLに触れただけ
といった具合でした。

その話を採用担当の方にすると、

この人は何を考えているんだ!

とでも言いたげな反応をされてしまいました。(笑)

プログラミングは向き不向きがあるものです。
少し学習してみて

「難しくて全く手を付ける気にならない。」
「学習する意欲が湧いてこない。」

といった感想を抱くようなら、せっかく就職できても長続きしない可能性があります。

そのため、プログラミングについてはProgateといった無料で学習できるサイトを活用し、
少しだけでも触れておくことをお勧めします。

たこさん
たこさん

プログラミングに触れてみてどういった感想を抱いたか、という部分は今後の学習に大きく関わってくるためしっかりと考えておきましょう。面接でも聞かれます。

情報技術者試験の勉強をしているだけでも有利になる

情報技術者試験は学習していく中でIT業界に関する幅広い知識を身に付けることができます。
その知識をもとに志望動機を話していけば、より面接官に本気度を感じ取ってもらえるでしょう。

業界の理解については、基本情報技術者試験の学習で身に付けることがおすすめです。
こちらの資格を詳しく知らないという方は下記の記事を参考に検討してみてください。

まとめ

今回の内容をまとめます。

  • 就活に資格は必須ではない
  • 資格は自主性自己学習の習慣としてアピールできる
  • プログラミングは少しだけでも経験しておく
  • 業務知識を情報技術者資格で身に着けると有利
たこさん
たこさん

最後にメッセージですが、基本的に面接官は就活生の敵ではありません。
能力はありそうだが社風と合わない、といった理由で不合格になっている可能性もあるので、自分に合った環境を探し続けるつもりで就活に取り組んでいきましょう。

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